消費税の税率
消費税は当初、3%の税率でスタートしましたが、平成15年度の税制改正で税率は5%となりました。このうち、実は4%が国税で1%が地方消費税となります。この4%の消費税と1%の地方消費税とをあわせた5%を消費税と呼んでいます。
といっても、納税義務者の事務負担軽減のため、申告をする際は、税務署へ提出しさえすればよく、税務署へ申告書を提出し、国へ消費税5%の納付を行うと、国が地方自治体へ清算することとなっています。
この地方消費税は、活力のある豊かな福祉社会の実現を目指す視点に立った税制改革の一環として、地方分権の推進、地域福祉の充実などのため地方税源の充実を図る観点から、創設されました。