消費税教室

消費税についてわかりやすく解説しています。

消費税について

消費税は、原則としてすべての物品・サービスの消費について課され、製造、卸売、小売にいたる各段階で課税される税です。法律上は消費税を負担するのは事業者とされていますが、実質的には消費税は次々と転嫁され、最終的に負担するのは消費者です。法人税や所得税は直接税ですが、消費税は税の負担者と納税者が別の間接税となります。

導入は平成元年で、当初の税率は3%でしたが、平成9年に税率は5%(消費税4%+地方消費税1%)に引き上げられました。

消費税の法体系としては、本法である消費税に加え、消費税施行令、消費税施行規則があり、国税庁からは消費税通達が提供されています。また、租税特別措置法も国の一時的な政策上、消費税について言及しています。

毎年税制改正が行われますので、頻繁に法律の中身が変わるため、常にキャッチアップしておかなければ、最新の税法から取り残されてしまうことになります。こういったことから、一般の方が税法をとらえることは非常に困難であるため、当サイトでは、初心者の方にもわかるよう、やさしく、わかりやすく解説していきます。

消費税とは?

消費税は、国内での取引(商品の購入、サービスの提供など)に課される税金で、5%のうち、4%が国税で、1%が地方税になります。
納税は事業者が行いますが、負担するのは消費者ですので、法人税、所得税と違い、消費税は間接税になります。 計算方法は、売上にかかる消費税から経費にかかった消費税を差し引きますが、人件費や減価償却費などの費用や、利子、土地の譲渡・賃貸などには消費税はかかりません。

税金の計算方法として、大きく分けて二つに分類されます。一つは申告納税方式、もう一つは賦課課税方式と呼ばれるもので、前者については、自分で税額を計算して申告する方法で、後者は役所が税額を計算する方法です。
消費税は自分で計算して申告する申告納税方式になります。

2016年6月6日更新